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André Simard アンドレ・シマール
1926–2021 France
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フランスの家具デザイナー、アンドレ・シマール(André Simard, 1926–2021)は、1950年代のフランスにおけるモダンデザインの潮流を担ったデザイナーのひとりです。
1949年にパリの École Nationale Supérieure des Arts Décoratifs(国立高等装飾美術学校)を卒業。ジャック・デュモンやルネ・ガブリエルのもとで学び、家具デザインに加えて、グラフィックデザインやインテリアの分野でも活動しました。
1953年頃から、親族が営む家具工房 Établissements Simard(エタブリスマン・シマール)や Meubles TV(ムーブルTV)社のために家具をデザイン。Airborne、Disderot、Boboisなどのメーカーや出版社からも作品を発表し、1959年にはルネ・ガブリエル賞を受賞。その後は Boboisの空間設計部門を率い、店舗の設計や家具の企画、カタログ制作などにも携わりました。1970年代にはピエール・ポランとの協働も行っています。
シマールのデザインは、木工の伝統を基盤としながら、素材の特性と形態の関係を重視したものです。木材に金属やラミネートなどを組み合わせ、簡潔な構成のなかに機能性と洗練された造形を追求しました。家具のデザインにとどまらず、空間設計やグラフィックにも活動を広げたその仕事は、戦後フランスの家具デザインを考えるうえで重要な位置を占めています。