Antoni Gaudí

Antoni Gaudí アントニ・ガウディ

1852 - 1926    Spain
スペイン建築界を代表する国際的建築家。

1852年スペイン・カタルーニャ生まれ。 幼い頃はリウマチを患い、激しい運動ができなかったため多くの時間を自然の中で過ごしました。植物や樹木、岩、昆虫などを観察することを好み、この幼少期の経験が、後の有機的な建築デザインへと大きな影響を与えたと言われています。ガウディの父と祖父は銅製品を加工する金属職人であり、幼少期に工房で立体的なものづくりに触れた経験も、空間や構造への理解を深めるきっかけとなりました。
1868年 16歳でバルセロナへ移り、建築を学び始めます。Escuela Provincial de Arquitectura de Barcelona(バルセロナ県立建築学校)で教授であった Francisco de Paula del Villar(フランシスコ・ビリャール)から建築教育を受ける一方、建築家 Josep Fontserè i Mestre(ジョゼップ・フォンセレ)のもとで製図助手として実務経験を積み、1878年に建築家の資格を取得しました。

同年(1878年)に開催されたパリ万国博覧会には、革手袋商 Esteban Comella(エステベ・コメーリャ)のために制作したショーケースを出品。この作品が実業家 Eusebi Güell i Bacigalupi(エウセビ・グエル)の目に留まり、これをきっかけにグエルの支援を受けるようになり、「グエル邸」「グエル公園」などの代表作の設計へと繋がります。
彼の建築は自然界の造形や幾何学的な構造から着想を得た独創的なデザインが特徴で、石やレンガ、鉄、セラミックなどの素材を巧みに組み合わせ、装飾性と構造美を融合させた作品を数多く生み出しました。カタルーニャ・モデルニスモ(バルセロナを中心にカタルーニャ地方で発展した芸術・建築運動)を代表する建築家として世界的な評価を確立しました。

1883年 初代設計者フランシスコ・ビリャールの後任として、31歳の若さでBasílica de la Sagrada Família(サグラダ・ファミリア)の主任建築家に就任。1914年頃以降、晩年はほぼすべての時間をその設計と建設に捧げ、生涯をかけて理想の建築を追求しました。
1926年 路面電車にはねられて重傷を負い、事故から3日後に73歳でこの世を去ります。現在もサグラダ・ファミリアは建設が続けられており、ガウディの設計思想は世界中の建築やデザインに多大な影響を与え続けています。
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