DESIGNER

Pepe Cortésペペ・コルテス
スペインを代表するインテリア・家具デザイナー。
1946年、バルセロナ生まれ。デザインとアートに特化したバルセロナの教育機関 EINA School(エイナ・スクール)でインテリアデザインを学び、卒業後は同校でデザイン講師も務めました。
1970年代初頭には、学際的なデザイン集団「Grupo Abierto de Diseño」(オープン・デザイン・グループ)の共同設立に参加。当時のバルセロナを象徴する商業空間のデザインを数多く手がけ、宝飾店 Oriol(オリオール)や Cubic(キュービック)、レコード店 Werner(ワーナー)、プラスチックメーカー Poliglas(ポリグラス)のオフィスなどを設計しました。
1984年から1988年にかけてはスペインデザインの振興を目的とする文化機関FAD(装飾芸術振興協会)の理事を務め、自身も1983年、1991年、2003年、2007年に来場者・会員投票によって選出されるFADオピニオン賞を受賞。同賞の4回受賞は大変珍しく、コルテスが同業のデザイナーからも高い支持を集めていたことがうかがえます。
1990年代にはBD Barcelonaのためにデザインした Jamaica Stool(ジャマイカスツール)が世界的なデザインアイコンとなり、その名を国際的に確立しました。その後も国内外の展覧会や出版物を通じて作品を発表し、2002年にはサンティアゴ・マルコ賞、2007年にはスペイン国家デザイン賞を受賞しました。
本質的な美しさを追求するコステスのデザインはシンプルながら強い存在感を放ち、スペインデザインを代表する作品として今なお高く評価されています。


