一部に破れが生じております。
座面一部に破れが生じております。
DESIGNER

Adriano Piazzesiアドリアーノ・ピアッツェージ
イタリアのデザイナー、画家、彫刻家として活動した Adriano Piazzesi(アドリアーノ・ピアッツェージ)は、建築的な視点と彫刻的な造形感覚を家具へと落とし込んだデザイナー。
1923年に生まれ、フィレンツェの Istituto d'Arte di Porta Romana(ポルタ・ロマーナ美術学校)で建築を学んだ後、1960年代より本格的にデザイン活動を展開。絵画や彫刻、詩など幅広い表現に取り組みながら、家具においても形態と構造の関係を追求しました。
1980年代には、フィレンツェを拠点とする家具メーカー Arketipo(アルケティポ)との協働を開始。Triambo、Max、Blò、Ribaltaなどのシーティングを手掛け、構造や可動機構をデザインの一部として取り入れることで、使い方に応じて形態が変化する家具を生み出しました。なかでも2003年に発表された「Loft」は、背もたれの位置や角度を変えることでソファからシェーズロングへと姿を変える代表作のひとつです。
Piazzesiのデザインは、複雑な装飾ではなく、最小限の形態と構造から機能と動きを引き出すことに特徴があります。建築的な構成と彫刻的な造形、そして家具としての機能を一体化させたその作品は、イタリアンデザインにおける独自の存在として、現在も Arketipo をはじめとする家具作品に受け継がれています。
