DESIGNER

Constant Nieuwenhuysコンスタント・ニーヴェンホイス
20世紀オランダを代表する画家・芸術家。
1920年アムステルダム生まれ。アムステルダムの美術学校および国立美術アカデミーで学び、1939年より本格的な創作活動を開始。
1946年、パリで開催されたジョアン・ミロ展をきっかけにデンマークの画家アスガー・ヨルンと出会い、オランダ前衛芸術運動の礎となる「オランダ実験グループ」の構想が始まります。
1948年にはカレル・アペル、コルネイユらとともに「実験グループ」を結成。同年、ベルギーやデンマークの芸術家らと共同で前衛芸術グループ「コブラ(CoBrA)」を設立しました。グループ名は、結成メンバーの出身地であるコペンハーゲン(Copenhagen)、ブリュッセル(Brussels)、アムステルダム(Amsterdam)の頭文字に由来しています。
コブラでは既成概念にとらわれない自由で実験的な表現を追求し、戦後ヨーロッパ美術に新たな潮流をもたらしました。
その後、1950年代後半からは代表的プロジェクト「New Babylon(ニュー・バビロン)」に着手。創造性を最大限に発揮しながら自由に生活できる未来都市を構想したこのプロジェクトは、建築・都市計画・デザイン・現代アートにまで大きな影響を与え、20世紀を代表するユートピア思想の一つとして高く評価されています。
1960年代には「ニュー・バビロン」をテーマにドイツ、イギリス、オランダ、スウェーデンなど各地の美術館や大学で講演や展覧会を開催。1991年にはレジスタンス賞、1994年には生涯功労賞(Oeuvreprijs)を受賞しました。
絵画、彫刻、建築、都市計画など多岐にわたる分野で活動し、戦後ヨーロッパの前衛芸術に大きな影響を与えました。



