Blending Forms Blending Forms

Blending Forms

Shiho HayashiContemporary

Date  6.6 sat. - 7.5 sun. 2026

Place  gallery stoop

Open  12:00 - 19:00

Blending Forms

とけあうかたち | Shiho Hayashi Solo Exhibition

 

清澄白河の gallery stoop は、6月6日(土)から 7月5日(日)まで Shiho Hayashi(林 志保)の個展「 Blending Forms(とけあうかたち)」を開催いたします。

 

trace , Untitled | 2026, Ceramic(左)   trace , Untitled | 2026, Ceramic(右)

 

林志保の造形は、自然と人間の営み、そして絶えず繰り返される命の循環への切実な眼差しから生まれます。その根底には、物質が崩壊し、そこから再び命が芽吹く「再生」の記憶が静かに伏流しています。

かつて彼女は、自然石の凹凸を粘土に写し取ることで偶然性に身を委ねる「トレース」の手法を応用し、制作を行ってきました。しかし、無数の石をなぞり続けた触覚的な記憶は、やがて彼女の手の中に「かたちの核」として蓄積されました。現在の林は、その内なる記憶を遡り、手捻りという身体的な意志をもって形を立ち上げる領域へと深化しています。土という素材の可塑性と対話し、かたちが生まれてくる過程そのものに寄り添うことで生み出される造形は、自然の摂理と作家の視点が溶け合い、静かな熱を帯びた生命体としての実在感を放ちます。

本展「 Blending Forms(とけあうかたち)」は、こうした林の造形と思想が、stoop という固有の空間が持つ物質的な密度と交差する試みです。会場となる stoop は、ヴィンテージの家具や生活の痕跡を内包し、異なる時代背景を持つ思想や造形が溶け合う場所です。そこにある家具もまた、長い歴史の中で人の手と素材、そして機能とが響き合い、ひとつの形態へと結実した「時間の積層」を湛えています。

空間の各所では、作品のフォルムに応答するように家具が設えられ、ひとつの調和した場を立ち上げます。自然の摂理と作家の意志がとけあった陶作品と、人間の知性と時間がとけあった家具。両者が響き合うとき、そこには素材や時代の境界を越えた、濃密な「生の気配」が漂います。

「とけあう」とは、個の輪郭を失うことではなく、異なる存在や時間の蓄積が互いに浸透し合い、新たな全体性を獲得することです。林志保が「trace」という行為や思考を経て辿り着いた造形と、各時代の思想が結実した家具。それらが共鳴し、境界を溶かし合わせるこの場所で、鑑賞者は自己と世界の間に横たわる曖昧な境界を顕在化させ、物質と精神が結びつく瞬間に立ち会うことになるでしょう。

 

ARTIST

» Shiho Hayashi

レセプション:6月5日(金)18:00 – 20:00 ※どなたでもご参加可能です。
作家在廊日:6月5日(金)
      

※ ウェブサイトへの全展示作品の掲載は 6月7日(日)20時頃を予定しています。
※ 会期終了後のお渡しとなります、予めご了承ください。

 

Blending Forms

とけあうかたち | Shiho Hayashi Solo Exhibition

会期:2026年 6月6日(土)〜 7月5日(日)
会場:gallery stoop
住所:東京都江東区白河2-5-10【 Google Map

営業時間:12:00 – 19:00
定休日:月曜
お問い合わせ:03 4285 4128
協力:GALLERY crossing

Blending Forms

Blending Forms

とけあうかたち | Shiho Hayashi Solo Exhibition



会期:2026年 6月6日(土)〜 7月5日(日)
会場:gallery stoop
住所:東京都江東区白河2-5-10【 Google Map

営業時間:12:00 - 19:00
定休日:月曜
お問い合わせ:03 4285 4128
協力:GALLERY crossing