Harry Bertoia

Harry Bertoiaハリー・ベルトイア

1915 - 1978

1915年、イタリアで生まれた Harry Bertoia(ハリー・ベルトイア)は、1930年にアメリカに移住します。アメリカ・デトロイト州のカス工科大学でデザインやジュエリー制作を学んだのち、1937年よりクランブルック美術アカデミーに入学します。

同時期にイームズ夫妻やエーロ・サーリネンが在籍し、互いに影響し合いました。その後同校に金属加工科を設立して1939年から4年間教鞭を執ります。

彫刻家でもあったベルトイアは、その発想と金属加工の技術を用い、名作椅子である、ダイヤモンドチェアなど、光と影の彫刻美とも言えるワイヤーチェアを生み出し、彼に工房を提供したKnoll(ノル)が現代でも販売を行なっています。