Taro Tanaka

Taro Tanaka田中 太郎

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岐阜県多治見市で活動する陶芸家 田中 太郎は、美術大学を卒業後、窯を持たずにやれることを探す中で、自然とたどり着いた土器作りをスタート。ネイティブアメリカン プエブロ族の「自分たちのための土器を作る」という思想に影響を受け、自身の生活に寄り添い、好きなカレーや酒のための器を作り始めます。

また、作家活動の傍ら小さな田んぼを借りて稲作を開始。
米が収穫できるようになると、今度はカレーの具材作りのために畑を借りて野菜を育てるなど、独自の生活を営んでいます。

田んぼで収穫した稲藁(いなわら)は藁細工(わらざいく)だけでなく、畑の資材や土器焼成に使用する。焼いた後に出る灰は田畑の肥料として活用する。育てた稲や野菜を狙って鳥や猪がやってくる、それなら肉も獲ろうとワナ猟免許も取得する。

澄んだ好奇心とバイタリティーによって、これまでに蓄積されたあらゆる経験や知見は、多治見の土と田中の手を通して、作品の特徴である独特のフォルムや穏やかな表情に現れているようです。

「蕾のような、木の芽のような、まだ形の定まらない何か」と田中が表現する花器などの作品は、まさに開花前の蕾のような強烈なエネルギーを内に秘めています。空間の中にそっと置いて向き合うと、それは花器でもあり彫刻作品のようでもあり、彼と話している時に感じる心地のよい自然体の感覚を観るものに与えてくれます。

PAST EXHIBITION

DATE | 3.19 sat. - 4.10 sun.

Taro Tanaka

Exhibition “Fermentation”