




MAKER
ARABIAアラビア
1873年11月、スウェーデンのロールストランド社が、フィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビア地区に設立した製陶所。
1932年に迎えられたクルト・エクホルムによる日用食器のデザインに取り入れた機能主義や、アラビア・アート・デパートメント(芸術部門)の設立による優れたクリエイターの自由な活動、1945年カイ・フランクがデザインしたキルタなど、数々の独創的な発想や手法によりフィンランド陶芸界での確固たる地位を確立。
それらは、今日のアラビアの基礎となり、次世代へと受け継がれるテーブルウェアとして愛されています。
KILTAキルタ
KILTA(キルタ)シリーズは、1953年から1974年までARABIA社で製造販売されていました。
デザインは、フィンランドの良心と呼ばれたKaj Franck(カイ・フランク)。 「色が唯一の装飾」と語る彼の言葉通り、洗練されたミニマルなデザインは美しく、実用性や利便性が共に備わっています。
1981年からTeema(ティーマ)としてリデザインされましたが、KILTAシリーズには「KILTA GLAZE」と呼ばれる独特な釉薬が使用されており、今もなお根強い人気を誇ります。

Plate “KILTA” for ARABIA by Kaj Franck in Black
Finland,1953-1974

Cup&Saucer “KILTA” for ARABIA by Kaj Franck in Green
Finland,1953-1974

Creemer “KILTA” for ARABIA by Kaj Franck in Green
Finland,1953-1974

Suger Pot “KILTA” for ARABIA by Kaj Franck in Green
Finland,1953-1974