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- Ettore Sottsassエットレ・ソットサスイタリアを代表する建築家・インダストリアルデザイナー。
 社会のニーズに応えるマスプロダクトから、メンフィスでの大胆なアプローチまで、表現者として卓越したセンスを持ったイタリアの巨匠。
 彼は、1958年よりオリベッティ社とフリーランス契約を結び、電子機器やオフィス家具のデザインを手がけると、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションにも選定されたタイプライター「ヴァレンタイン」などの名作を次々と発表しました。
 オリベッティ社との共同作業は40年に渡り、ついには入社を懇願されますが、ソットサスは逆にデザインスタジオを設立するよう持ちかけます。スタジオのマネジメントはオリベッティ社が行い、デザイナーはフリーランスで仕事をする。
 デザイナーにとって自身のアイデアを最大限生かせる環境は、有能な若手を多く輩出するきっかけとなりました。
 以後イタリアでは、これが一つのワークスタイルとなり、働く環境においても改革を起こします。
 なお、このスタジオには日本の梅田正徳や美術家のタイガー立石などが所属していました。
 1980年には、マルコ・ザニーニら若手デザイナーと「ソットサス・アソシエイツ」というデザインスタジオを設立。
 家具のデザインから、建築にいたるまで多岐に渡るプロジェクトを担当し、1994-98年にはレンゾ・ピアノ設計のマルペンサ国際空港にて内装デザインを手掛け、ソットサス・アソシエイツを代表するプロジェクトとなりました。
 1981年に国際的なデザイン集団「メンフィス」を結成。 1985年には建築に専念したいという理由からメンフィスを脱退しますが、その後も個人邸の設計から内装デザインなど、晩年に渡るまで活躍は続きました。




 
				 
						         
						         
						         
						        