Francis Jourdain

Francis Jourdainフランシス・ジョルダン

1876.11.2 - 1958.12.31

フランス生まれ。画家、家具・インテリアデザイナー。
画家としてその経歴をスタートさせたジョルダンは、アールヌーボースタイルの初期の提唱者として、1900年パリ万博でパネルを展示。その後 1911 年には Adolf Loos(アドルフ・ロース)影響の元、シンプルで無駄のないデザインの新たな手法による家具を発表し始め、やがて建築家 Robert Mallet-Stevens(ロベール・マレ=ステヴァンス)と頻繁にコラボレーションを行うなど、第一次世界大戦後の不況下のフランスにおいて、デザイン界の中心的役割を担いました。

1920年には、ル・コルビュジエと共同で L'espirit Nouveau と呼ばれるジャーナルを出版。
1929年には、René Herbst (ルネ・へルブツ)によって設立されたデザイナーの運動団体UAMに参加しています。この活動には他にも、Le Corbusier(ル・コルビジェ)、Pierre Jeanneret (ピエール・ジェンヌレ)、Jean Prouvé(ジャン・プルーヴェ)、Charlotte Perriand (シャルロット・ペリアン)、A.-M. Cassandre(アドルフ・ムーロン・カッサンドル)など当時のフランスを代表する著名な建築家、デザイナーが多数参加していました。