8月28日(水)より、イタリアを代表するガラスメーカー FontanaArteから、新たに約10種類のコレクションを追加。
1881年、Luigi Fontana(ルイジ・フォンタナ)が建築業界向けのフロートガラスを製造する会社を設立。
その後、1932年に「イタリアモダンデザインの父」とも称される Gio Ponti(ジオ・ポンティ) がガラス工芸品の専門部署として設立した「FontanaArte(フォンタナアルテ)」。
今回ガラス界のリーディングブランドとして健在している同ブランドから、新たに約10種類のコレクションを追加いたします。
設立者のポンティが1932年に手掛けた 0024ペンダントランプをはじめ、Gae Aulenti(ガエ・アウレンティ)が手掛けたPAROLA シリーズ、ポルトガルを代表する国際的建築家 Álvaro Siza(アルヴァロ・シザ)が手掛けた FELENAシリーズを中心とした販売をスタートいたします。
商品詳細はこちらのページよりご覧いただけます。
0024 Suspension Lamp(0024サスペンションランプ)
「イタリアモダンデザインの父」と評価される、建築家、デザイナー、編集者Gio Ponti(ジオ・ポンティ)によって1932年にデザインされた0024ペンダントランプ。
1931年にアートディレクターとして招かれたポンティは、翌年より職人的な雰囲気の製品を開発することを使命とする新部門Fontana Arte(後のFontana Arte社)を設立、翌1933年、この名作照明0024が誕生しました。
合計11枚の透明な強化ガラスのディスク、そのレイヤー構造からなる美しい球体のこのランプは、イタリアモンダンデザインのアイコンとして、時代を超越したエレガントに空間に光を灯します
0024 Suspension Lamp by Gio Ponti for FontanaArte
Italy , 1930s
PAROLA Series(PAROLAシリーズ)
1980年にイタリアを代表する女性建築家 Gae Aulenti(ガエ・アウレンティ)と Piero Castiglioni(ピエロ・カスティリオーニ)によってデザインされたシリーズ。
吹きガラス、ナチュラルガラス、ナチュラルクリスタルガラスの3つの異なるガラス加工工程を施すという Fontana Arte 社の職人技と工業技術の融合によって実現しています。
PAROLA Desk Lamp Amber by Gae Aulenti & Piero Castiglion for Fontana Arte
Italy , 1980s
PAROLA Desk Lamp White by Gae Aulenti & Piero Castiglion for Fontana Arte
Italy , 1980s
PAROLA Suspension Lamp Amber by Gae Aulenti & Piero Castiglioni for FontanaArte
Italy , 1980s
PAROLA Suspension Lamp White by Gae Aulenti & Piero Castiglioni for FontanaArte
Italy , 1980s
PAROLA Floor Lamp Amber by Gae Aulenti & Piero Castiglion for Fontana Arte
Italy , 1980s
PAROLA Floor Lamp White by Gae Aulenti & Piero Castiglion for Fontana Arte
Italy , 1980s
FELENA Series(FELENAシリーズ)
ポルトガルを代表する建築家 Alvaro Siza(アルヴァロ・シザ)によって、1994年にデザインされたFELENAシリーズ。
ボディの角度とディフューザーウィングの角度を調節することで、美しい光を完全に制御することが可能です。
FELENA Desk Lamp by Alvaro Siza for FontanaArte
Italy , 1990s
FELENA Floor Lamp by Alvaro Siza for FontanaArte
Italy , 1990s
FELENA Wall Lamp by Alvaro Siza for FontanaArte
Italy , 1990s
Other Collections
1954-1964年にFontana Arte社のアートディレクターとして活躍したガラス界の巨匠Max Ingrand(マックス・イングラン)をはじめ、イタリアの建築家Umberto Riva(ウンベルト・リーヴァ)、カスティリオーニ兄弟の長兄であるLivio Castiglioni(リヴィオ・カスティリオーニ)らがデザインしたプロダクトが並びます。
FONTANA Lamp PICCOLA by Max Ingrand for FontanaArte
Italy , 1950s
1954年、フランスの有名なガラス職人であり装飾家であったMax Ingrand(マックス・イングラン)によってデザインされたこのランプは、Fontana Arte社の時代を超越したデザイン・オブジェのシンボルであり、現在でもマイクロソフトの進歩を目指すデザインアイコンです。
その特徴は複数の光源を備えていることにあります。ベースとランプシェードの両方に1つ以上の光源があり、大型のサイズのものでは間接照明も可能にする可能性があります間接照明の光を上方に照射する光源が追加されています。
異なる光源によって、ソフトでリラックスできる光から、読書用のシャープな光、暗示的な環境光まで様々な照明ニーズに対応しています。
METAFORA Desk Lamp by Umberto Riva for FontanaArte
Italy , 1980s
METAFORA が誕生したのは、80年代初頭のクリエイティブな風潮が隆盛を極めていた時代。
Gae Aulenti(ガエ・アウレンティ)が Fontana Arte社のアートディレクターに就任、ガラスを同社の生産の最前線に戻すことを決意し、彼女の招きで Umberto Riva(ウンベルト・リーヴァ)は、このオパールガラスを重ねた円錐形のシェードを透明ガラスで支えた美しいテーブルランプをデザインしました。
オパールガラスを重ねた円錐形のシェードを、金属フレームを隠す透明なガラスベースが支え、装飾的な吹きガラスのような伝統技法と職人のノウハウによって実現しています。
SCINTILLA Ceiling Lamp Large by Livio Castiglioni for FontanaArte in Silver
Italy , 1970s
1972年、カスティリオーニ兄弟の長兄である Livio Castiglioni(リビオ・カスティリオーニ)によってデザインされた、SCINTILLA(シンティラシステム)は、装飾ランプとして必要不可欠な多機能性と照明能力を兼ね備えることで成功を収めました。
Fontana Arte社は80年代初頭、主構造を金属製のベースとステムに固定した自立型バージョンをデザインしました。
GIOVA Desk Lamp and Flower Vase by Gae Aulenti for FontanaArte
Italy , 1960s
イタリアを代表する女性建築家 Gae Aulenti(ガエ・アウレンティ)の照明デザインにおけるデビュー作であるGIOVA テーブルランプ。1964年に発表されたこのランプは、照明であると同時に彫刻の側面を合わせ持ちます。
金属製の台座の上に置かれたクリアガラスには白いオパールガラスの球体が入っており、その上に置かれた不規則な気泡が美しいガラス製のボウルはフラワーベースの役割を担うことも可能です。
RE Floor Lamp by Bobo Piccoli for FontanaArte
Italy , 1960s
1968年、ミラノのアーティスト、Bobo Piccoli(ボボ・ピッコリ)がデザインし発表されたランプ「Re」と「Regina」より、REフロアランプ。
芸術と工業生産を融合させた華麗このコレクションは、チェスゲームからインスピレーションを得たキングとクイーンをモチーフに、ソフトでしなやかなフォルムのオパールセントガラスが拡散する白い光を放ちます。