Louis Sognot

Louis Sognotルイ・ソグノ

1892 - 1970

フランスの装飾芸術家、デザイナー。
ベルナルド・パリッシースクールに通っていた彼はキャビネット製作を学んだ後、1920年にプランタン百貨店に入社、1931年には妻のシャルロット・ショーシェ=ギレエと共にアール・デコの創始者の一つ、Primavera(プリマヴェーラ)の工房を運営、1923年以降、様々な場所で家具の発表を続けます。

1925年には、国際博覧会でグランプリと栄誉賞を受賞。1952年、サロン・デ・アーティスト・デコレーターズ「ラタン」1等賞を受賞するなど様々など、活動の幅を広げていくなかで、建築家のRobert Mallet Stevens(ロベール・マレット=スティーブンズ)やFrancis Jourdain(フランシス・ジョルダン)の作品に出会いは、後の作品に大きな影響を与えました。

当初はキュビスムやモダン・ムーブメントの中心人物として、機能主義の急進主義から距離を置き、快適さと品質の概念を肯定していたという特異な立場から、装飾芸術家・クリエイター・デザイナー連合(UADCE)とモダン・アーティスト連合、それぞれのメンバーとして二重に参加、後に産業美学研究所にも参加しています。