Paulistano Office Chair by Paulo Mendes da Rocha for OBJEKTO in Terracotta
Brazil , 1980s
ブラジルを代表する建築家 Paulo Mendes da Rocha(パウロ・メンデス・ダ・ローシャ)によって1957年にデザインされた名作椅子 Paulistano(パウリスターノ)アームチェアをオフィス用にアップデートしたOCモデル。
1本の細いスチールバーと取り外し可能な本革によって構成された無駄のない構造は、美しいフォルムと耐久性を兼ね備え、オフェス空間における快適な座り心地と機能性を両立しています。
ブラジルのクリエイティブ・グループ Nucleon 8 によって、復刻されました。
※欠品時の納期30日。
※数量をまとめてのオーダーも承っております。
COLOR VARIATION
※こちらの製品は現行品となります。
※こちらの製品は清澄白河の系列店舗 topso にて展示・販売致しております。一部製品は stoop 店頭でもご覧いただけます。
※通販をご希望の方は REQUEST ボタンよりお問い合わせください
topso
- PRICE
- 580,000 JPY + TAX
- MATERIAL
- Powder Coated Steel , Leather
- SIZE
- W740 D700 H890-1000 SH430-540mm
- DESINGER
Paulo Mendes da Rocha
- STYLE
- MID-CENTURY MODERN
, NEW EDITION
- GALLERY(ギャラリー営業)
- オープン:水・木・金・土・日・祝日
営業時間:12:00 - 19:00
定 休:月・火
スタジオ:月〜金(祝・祭日は除く)
RESERVATION
DESIGNER

Paulo Mendes da Rochaパウロ・メンデス・ダ・ローシャ
ブラジルを代表する建築家。
鉄筋コンクリートを用いたブルータリズム建築を得意とし、ブラジルを中心に数多くの建築を手がけています。また、建築家だけでなく、サンパウロ大学建築学部の教授、ブラジル建築家協会長も務めるなど、建築界での役割は多岐に渡ります。
エンジニアとして港湾などの建設に携わっていた父の影響で、幼い頃から建築家を志します。1954年、サンパウロにあるマッケンジー・プレスビテリアン大学の建築・都市学部を卒業。
ブラジルの建築史において最も重要な人物の一人であるVilanova Artigas(ヴィラノヴァ・アルティガス)に師事。
アルティガスは、鉄筋コンクリート構造を特徴とするパウリスタ学派の創始者とされ、メンデス・ダ・ロシャのスタイルに多大なる影響を与えました。
1961年、サンパウロ・ピエンナーレの国際建築展にて処女作「パウリスタノ・アスレチッククラブ」でグランプリを受賞すると、以降も「ブラジル彫刻美術館」「サンパウロ大学現代美術館」など彼の象徴ともいえる建築を設計します。
また1970年には、日本で開催された大阪万博のブラジル館を担当。自身が「最初の根源的な建築は地理である」と述べているように、ランドスケープと建築を融合したような手法は、当時の万博において象徴的なパビリオンとなりました。
さらに、1957年にはサンパウロの競技場設計と共にインテリアデザインにも着手します。フランスの家具メーカーObjektoより発売され、後にニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションにも選定されています。
長年の功績が認められ、建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞をはじめ、ミース・ファン・デル・ローエ賞や金獅子賞などを受賞。
鉄筋コンクリートというシンプルな素材に混在する彼の思考の数々は、重厚かつ詩的な建築を創り出し、今もなお多くの人を魅了し続けています。
VIEW MORE