DESIGNER
Toyo Ito伊東 豊雄
日本を代表する建築家。
1965年に東京大学工学部建築学科を卒業。
メタボリズム運動を提唱した菊竹清訓と在学中に出会い、彼の感覚的な建築へのアプローチに感銘を受け、卒業後は菊竹清訓設計事務所に入所。
その後、1971年にはアーバンロボット(現・伊東豊雄建築設計事務所)を設立します。
メタボリズムやポストモダン、そして現代に至るまで時代の感覚を的確に汲み取り「中野本町の家」「せんだいメディアテーク」などの建築を次々に手掛けます。
東日本大震災時には5人の建築家によるボランティア団体「帰心の会」を設立。
山本理顕、隈研吾、妹島和世、内藤廣を中心に、コミュニケーションスペース「みんなの家」を設計し、被災者の心の拠り所となる空間を築きました。
2013年にはこれまでの功績が讃えられ、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞。
その他にも金獅子賞や RIBAゴールドメダルなどの国際的な賞の数々を受賞しています。
また、イタリアの driade(ドリアデ)や Alessi(アレッシ)、日本の YAMAGIWA(ヤマギワ)などとコラボレーションを行い、建築以外に家具やカトラリーなどのプロダクトも手掛けています。