DESIGNER
Bobo Piccoliボボ・ピコリ
ボボ・ピッコリは1927年、マリオ・シローニ、カルロ・カッラ、ジュゼッペ・ウンガレッティ、サルヴァトーレ・クアシモドなど多くの芸術家が出入りしていたミラノの知識人一家ピッコリの家に生まれます。
ギリシャ美術、彫刻、建築、図像、モザイクなどの古典を学んだ後、ジョットやルネサンス、カラヴァッジョやサヴィニオを愛し、美術や建築、映画や演劇における光に常に関心を寄せていました。
絵画を主な媒体としながらも、常に芸術の融合を模索し、ロベルト・メンギ、アルベルト・スカルツェッラ、マルコ・ザヌーゾ、レオナルド・フィオーリ、エツィオ・スグレッリといった建築家たちとのプロジェクトを数多く手がけました。
1968年には、当時 Fontana Arte社のアートディレクターを務めたGae Aulenti(ガエ・アウレンティ)の誘いの元、同社のために働き始め、ReとReginaランプ(1968)、Modulo(1969)、Clessidra(1970)、Reame(1968)など、数多くの照明器具を制作しました。